ほとんどの独立系レストランがフルサービスを採用していているのが、アメリカです。
それが、ファーストフード系のレストランチェーンとの大きな違いを演出しています。
都会は、チェーン系レストランに対して、独立系レストラン優位の状況にあるのですが、地方に行けば、チェーン系レストラン優位の状況になっているようです。
(写真と記事との関係は、ほぼ皆無です。)
独立系のレストラン、特に料理職人手作りの料理を提供するレストランでは、料理と一緒に、あるいは、料理の後に提供されるコーヒーや紅茶も、相当な高レベルのようです。
生産性は別として、独立系レストランの客単価は、チェーン系レストランの客単価を大幅に上回っています。
ニューヨークで無国籍のアジア料理を提供していて、店内に大仏さんが座っているので有名なTAO Downtown の客単価は、8000円~1万円くらいだと伝えられています。
アメリカの都市部では、オンラインで受注してレストラン料理をデリバリー(配達)する店が増えているようです。
まだまだ試験段階のようですが、近い将来、都会の独立系レストランの新しい収益源になるかもしれません。
アメリカの流通小売業界ですが、多店舗化することで売り上げを増やすビジネスモデルが、オンラインビジネスの影響を受けて曲がり角に差し掛かっているそうですから、近い将来、レストラン業界にも同じような状況がやってくるのかもしれません。
そして、アメリカで発生している現象は、それほど時間をかけずに日本でも発生するはずだとエカワ珈琲店は考えています。
【1年以上前の過去記事】
【3か月以内の最近の記事】
アメリカのレストランは、配達ビジネスという新しい市場を開拓中