コーヒー豆自家焙煎店探索(下書き)

インターネットでコーヒー豆自家焙煎店に関する情報やコーヒーロースターの情報などを収集して、それを記録しています。

2013-01-01から1年間の記事一覧

オフィスコーヒーサービスよりも喫茶店で

テレビドラマを見ていると、オフィスで、会議室で、カップホルダーにセッティングした使い捨て用のインサートカップでコーヒーを飲むシーンをしばしば目にします。 1970年代の後半、日本にお目見えしたオフィスコーヒーサービスですが、本家のアメリカで…

「さようなら、オフィスーコーヒー」、「こんにちはポットコーヒー」

コーヒーをポットに入れて勤務先に持参する方が、増えているようです。 コーヒー豆の小売販売店ですから、そういう話を、近頃よく耳にしています。 オフィスコーヒーサービスのコーヒーが美味しくない、あるいは、オフィスでのコーヒー・給茶サービスが廃止…

エカワ珈琲店と家庭用コーヒー豆市場

1989年から2002年にかけて、家庭用コーヒー豆市場は約2倍と、急拡大したわけです。 とくに、その前半部分、1995年頃までは、市場が拡大しているのに、家庭用コーヒー豆市場をターゲットとするコーヒー屋さんが少なかったので、零細生業の自家焙…

続エカワ珈琲店コーヒー豆物語

「美味しいコーヒー豆」、「新鮮で香りの良いコーヒー豆」という機能を消費してもらうだけなら、お客さんへの伝達方法は簡単で、その事だけを強調すればよいわけです。 だけど、それだけを強調したところで、コーヒー豆は売れることがなくて、価格の安さや、…

エカワ珈琲店コーヒー豆物語

エカワ珈琲店ですが、自分たちで焙煎加工したコーヒー豆を、『モノ』として販売していました。 「新鮮で香りの良いコーヒー」、「美味しいコーヒー」という機能面を強調して、自分たちで焙煎加工したコーヒー豆を製造直売で小売販売して来たわけです。 大型…

ドリップでも、エスプレッソでも

コーヒーの粉から、水という溶媒を使って、ある特定の成分だけを分離するのがコーヒーの抽出です。 これは、どのような抽出方法を採用するとしても、同じだとエカワ珈琲店は考えています。 ドリップ式の場合、種々雑多な成分が抽出されて、エスプレッソ式の…

シアトル系のエスプレッソコーヒー

あるシアトル系コーヒーチェーンのパンフレットを読んでいて、ひとつ発見しました。 完璧なエスプレッソコーヒーは、クレマ(上層部の泡)、ボディー(泡の下の液体の部分)、ハート(カップの底から少し上の液体部分で、ボディーの下の液体部分)の、美しい3つの…

ハンドドリップとエスプレッソ

ハンドドリップで淹れるコーヒーの極意は「透き通った琥珀色の濁りの無いコーヒー」で、エスプレッソコーヒーの特徴は、「粘り気のある寿命の長いクリーミィーな泡」だと言われています。

エスプレッソ用コーヒー豆

2000年代の初め頃、今となっては笑い話しだと思うのですが、『エスプレッソ用のコーヒー豆』というものが存在していた時期があります。 ある時、エスプレッソ用に焙煎したというコーヒー豆を手に入れました。 エカワ珈琲店には、エスプレッソマシーンが…

紅茶

紅茶は、その製造工程において、もともとの茶の成分が酸化して、テアフラビンやテアルビジンといった赤色の成分を作り出します。 紅茶の浸出液が、鮮やかな赤色なのはこのためです。 高級品と言われている紅茶で淹れた浸出液は、鮮やかな紅赤色で、白いティ…

大手外食企業が喫茶業態に進出し始めた頃

平成3年の『月刊喫茶店経営』に、大手外食企業の喫茶業態進出が特集されています。 当時、ファミリーレストランの商圏は1万人で、喫茶店の商圏は700人だといわれていました。 大手外食企業は、その商圏人口700人で商売が成立する喫茶業態に魅力を感…

未完成を商う生業商売

10数年前、エカワ珈琲店の売上げの大半は、オフィスへのコーヒー豆の配達でした。 2013年現在、エカワ珈琲店のオフィスへのコーヒー豆の配達は、何箇所かを残すだけとなっています。 田舎だった和歌山に、都会から、オフィスコーヒービジネスの大波が…

アメリカンコーヒー

1970年代後半、喫茶店の出店スピードが凄まじかった時代。 それまでの、ミルクや砂糖といった添加物を加えなければ飲むのに四苦八苦したコーヒーに代って、添加物を加えないでブラックで飲むことができるアメリカンコーヒーが大流行しました。 ダイエッ…

喫茶店のコーヒーの値段

2010年の11月頃のこと、コーヒー1杯200円というポップを、店頭に貼りだしている喫茶店を目にしました。 そのコーヒー1杯200円というポップを見て、喫茶店のコーヒーの値段ですが、どのようにして決めればよいのだろうかと考え込んだことがあり…

コーヒー豆の家庭用需要

1990年代の始め頃だったと思います。 柴田書店という出版社から月刊で発行されていた、「喫茶店経営」という雑誌の自家焙煎店特集号の巻頭言で、将来、確実にコーヒー豆の家庭用需要が増加すると思うが、その3割を、街の自家焙煎店で供給することができ…

フレンチトースト

昔、喫茶店のメニュー表に、『フレンチトースト』というメニューが載っていました。 軽食にも、デザート菓子にもなるメニューです。 フレンチトーストの作り方は、簡単です。 卵を牛乳で溶いた卵液に、ミミを切った食パンを4つくらいに切って、その卵液に浸…

ミルクコーヒー

スーパーなどで市販されているミルクコーヒーと呼ばれる乳飲料は、牛乳含量が50~60%で、それに脱脂乳、コーヒー抽出液、砂糖、ブドウ糖、香料、カラメルなどが添加された飲み物です。 1970年代の喫茶店で、「ミーコー」と呼ばれ、一世を風靡したド…

モーニングサービスの歴史

昭和30年代の中ごろ、1960年頃のモーニングサービスは、コーヒー1杯の価格でゆで卵かトーストが付いて来る、といった簡単なものでした。 【のぼり「モーニングサービス」】 幅600mm×高さ1800mm【業務用】【送料別】【プロ用】ジャンル: インテリア・…

純喫茶店と珈琲専門店

喫茶店という業態ですが、日本独自の業態だと、何かの本で読んだことがあります。 その喫茶店の一業態で、1970年代から80年代前半に隆盛を誇ったのが珈琲専門店です。 【送料無料】 ハリオ コーヒーサイフォン テクニカ3人用 TCA-3[TCA3]ジャンル: コ…

日本で最初の喫茶店

1988年、日本初の本格的な喫茶店『可否茶館』が、東京下谷西黒門前、御成道警察署の南隣に、鄭永慶によって作られました。 1988年4月13日に開店した『可否茶館』は、約2000坪の敷地に建つ西洋風の洋館で、国内や海外の新聞・雑誌・書籍の閲覧…

喫茶店商売のデザイン

かつて、コーヒーは街中の喫茶店で飲むか、その喫茶店から出前してもらう飲み物でした。 コーヒーと消費者が出会う場所ですが、その殆どが喫茶店だったわけです。 その喫茶店ですが、1980年~1985年頃が絶頂期で、その後、店舗数・売上ともに減少を…

コーヒーショップ考

1980年代、最盛期の喫茶店の店舗数は約16万店舗で、焙煎業者の名前の入った看板を掲げた均質化した個人経営の喫茶店が、街のあちこちに存在していました。 その個人経営の喫茶店ですが、コーヒーショップチェーンの台頭などが原因で減少傾向が続いてい…

個人経営の喫茶店

1980年代、個人経営の喫茶店が全盛だった時代、喫茶店の商圏人口は800人くらいだと言われていました。 日本全国どこに行っても、ちょっと探せば喫茶店が存在していて、同じような店の作りで、同じような値段の同じような商品・サービスが提供されてい…

日本の喫茶店とアメリカの喫茶店

日本の喫茶店業界は衰退を続けていて、アメリカの喫茶店業界は活況を呈しています。 なぜ何だろうと、ずっと、考えているわけです。 その理由の一つとして、商圏人口の違いがあるのかもしれません。 日本の喫茶店がものすごく元気だった1980年頃、日本の…

喫茶店商売の再構築

フルサービスで個人経営の喫茶店、その弱点は客単価が低すぎることだと考えています。 極端な話、雰囲気の良い快適な環境のもと、400円~500円のコーヒー1杯で、1時間でも2時間でもくつろげる場所、それがフルサービスの喫茶店です。 で、喫茶店を…

喫茶店のタイプ

一言で喫茶店といっても、日本の喫茶店には3つのタイプがあるのだと考えています。 サービスを売るタイプの喫茶店と、モノを売るタイプの喫茶店、それにモノとサービスを売るタイプの喫茶店です。 サービスを売るタイプの喫茶店は、貸席業・時間提供業です…

喫茶店が生き残るには

1980年代の初め頃、