珈琲ブログ

コーヒー豆自家焙煎店経営歴30年の珈琲屋が、珈琲稼業の世界を案内しています

 

喫茶店とコーヒールンバ

 

 

昭和の喫茶店全盛時代、現在(2017年)では考えられないほど大きな喫茶店需要が存在していたのだと思います。

1961年(昭和36年)、西田佐知子が歌う「コーヒールンバ」がヒットして、街中の賑やかな場所には必ず喫茶店が存在しているようになって、仕事の前に、仕事の合間に、仕事帰りに喫茶店が利用されるようになりました。

コーヒー・ルンバ

コーヒー・ルンバ

 

 

その結果、昭和50年代には、商圏人口800人でも儲けられる商売だともてはやされたのですが、1980年代に入ると喫茶店淘汰の波が押し寄せて来ます。他の飲食業態が、喫茶店の需要を奪い始めたわけです。

喫茶店ビジネスですが、商圏人口800人~1000人では採算が取れなくなって、商圏人口数千人でも儲けられなくなって、少なくとも1万人以上の商圏人口が必要なビジネスに変わって行った結果、店舗数が急減して行きました。

コーヒー・ルンバ

コーヒー・ルンバ

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2017年の現在、書店には個人経営の喫茶店・カフェを紹介する本や雑誌が溢れていて、テレビの情報番組では、個人経営の喫茶店・カフェが度々紹介されています。SNSでも、至る所で個人経営の喫茶店・カフェが話題にされています。

エカワ珈琲店は、昭和の喫茶店の全盛期を知っています。ですから、現在(2017年)が、喫茶店・カフェブームの真っ只中にあるとは思えません。

コーヒー・ルンバ(アルバム「ディア・ポップシンガー」より)

コーヒー・ルンバ(アルバム「ディア・ポップシンガー」より)

 

 

儲かっているのはチェーン店の喫茶店・カフェだけで、個人経営の喫茶店・カフェは、赤字と黒字の境目を彷徨っている店が大半だと推測しています。

何故かというと、喫茶店ビジネスは商圏人口1万人以上必要な設備産業に様変わりしていて、生業規模の店では儲けられない構造になっているからだと思います。 

コーヒー・ルンバ

コーヒー・ルンバ