北米大陸の都市部で発生したサードウェーブコーヒー(コーヒー第3波)現象が、北米大陸の田舎町にも浸透しつつあるようです。
アメリカ合衆国中西部に位置するアイオワ州の農村地帯でも、サードウェーブコーヒー系ロースターの経営が成り立つようになって来ているみたいです。
Ross Street Roasting Companyは、アイオワ州の田舎に位置する小さなコーヒー豆自家焙煎店(ナノロースタorマイクロロースター)です。
農村地帯に立地しているので、コーヒーショップ(喫茶店)ビジネスは不可能ですから、業務卸オンリーのビジネスを営んでいます。
スタッフが経営者夫婦2人だけのパパママ店で、レストランなどの飲食関係店舗や小規模な食料品店に、焙煎してから1週間以内の焙煎コーヒー豆を卸しています。
設置しているコーヒー豆焙煎機は、約3kgのコーヒー生豆を焙煎できる流動床式の焙煎機で、毎週金曜日に焙煎作業をしているとdailycoffeenews.comが伝えています。
(Ross Street Roasting Company)
日本の田舎町でも、Ross Street Roasting Companyと同様の商売が成り立つのだと思います。というよりも、もうすでに成り立っています。
日本のコーヒー豆自家焙煎店や小規模な焙煎会社のまだ見ぬ新しい市場は、「煎りたてで新鮮なスペシャリティーコーヒー」の市場なのかもしれないとエカワ珈琲店は考えています。