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珈琲社会学

独断と偏見による、珈琲と食に関するエカワ珈琲店流の考察

パールと喫茶店

イタリアには、パールという個人経営の飲食店が十数万店も存在しているそうです。

日本でも、1980年頃、個人経営の喫茶店が十数万店くらい存在していました。

 

どちらも、店舗周辺地域のお客さんを相手にする飲食店です。

イタリアのパールは21世紀の現在でも元気一杯ですが、日本の喫茶店は店舗数を減らし続けています。

 

日本では大手・中堅の飲食店チェーンが元気で、個人経営の飲食店は売上も店舗数も減少を続けています。

店舗運営能力に大きな差があるからだと思うのですが、それだけではなくて、都市の再開発など社会構造の変化も関係しているのではと考えています。

 

この20数年間、日本の地域社会は大きく変化したのだと思います。

それに対して、イタリア社会の変化のスピードはゆっくりだったのだと勝手に想像しています。

 

1970年代の喫茶店の全盛時代ですが、音楽著作権を管理する団体にお金を支払わなくても、好みのレコードを購入して店内で自由に音楽を楽しむことができた時代でした。

21世紀の現在はというと、音楽著作権を管理する団体にお金を支払わなければ、店内で音楽を流すことさえできません。

 

それだけ、喫茶店を取り巻く環境が「せちがらく」なっていて、何でも「金、金、金・・・」ですから、お金以外の何かを求めて商売を続けるのは難しくなっています。

1970年代のような、喫茶店にとっての「古き良き時代」は、もう、戻ってこないだろうと感じている今日この頃です。

 

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