2018年9月27日付けでDaily Coffee News は、インターネットを利用したクレジット決済システムで知られているSquare(スクウェア)とSCA(スペシャルコーヒー協会)が、独立系喫茶店に関する数々のデータを公開していると報道しています。
Square(スクウェア)は、アメリカで数千以上の独立系喫茶店が採用しているインターネットを利用するクレジット決済サービスです。そのSquare(スクウェア)とSCA(スペシャルコーヒー協会)が協力して、独立系喫茶店のトレンドに関係するデータを幾つか公開しています。データの収集期間は、2017年6月~2018年6月です。
(1)オートミルク(orオーツミルク)
牛乳の代替ミルクとしてアーモンドミルクが人気ですが、オーツ麦を原料とした植物性ミルクの人気が高くなっています。前年比45%増の勢いで、オートミルク(orオーツミルク)のカフェラテを注文するお客さんが増加しているようです。
(2)凍らせたカフェラテ
アメリカ合衆国では、独立系喫茶店でもカフェラテが一番人気のようです。特に、フリージングラテ(凍らせたカフェラテ、凍らせたコーヒーをフードプセッサーなどで粉砕して作るカフェラテ?)に人気が集中しているようです。
カフェラテの値段は、400円~500円くらいで平均価格は450円くらいとなっているようです。
(3)エスプレッソとミルクで作るコーヒー飲料
過去1年間で、フラットホワイトが約40%、コルタードが30数%の売上増となっています。
フラットホワイトは、オーストラリアやニュージーランドで人気のあるミルクを使用するエスプレッソベースのコーヒーです。
コルタードもエスプレッソをベースとしたコーヒードリンクで、牛乳とエスプレッソコーヒーの比は1対1~1対2、エスプレッソを作ってから牛乳を加えて作るそうです。
(4)コールドブリューコーヒーとアイスコーヒー
どちらも冷たいコーヒーですが、氷を入れたコップに熱いコーヒーを注いで作るアイスコーヒーよりも、冷たい水の中にコーヒー粉を長時間浸漬させて作るコールドブリューコーヒーの方が売れているようです。
2010年代の前半、アメリカ合衆国でも、冷たいコーヒーと言えばアイスコーヒーだったようです。しかし、近年は、完全にコールドブリューコーヒーを注文するお客さんが多くなっているようです。