コーヒー豆自家焙煎店探索(下書き)

インターネットでコーヒー豆自家焙煎店に関する情報やコーヒーロースターの情報などを収集して、それを記録しています。

田舎の無名の珈琲屋を取り巻く環境は、様変わりしつつあるのだと思います

食品加工の世界では、素材がその食品の味を左右する重要な要素となるのだと思います。素材がよければ、美味しい食品ができる確率が高くなります。

焙煎コーヒー豆も加工食品ですから、当然、素材が良ければ美味しいコーヒーを淹れることのできる焙煎コーヒー豆に加工できる確率が高くなるはずです。

 

サーモス 真空断熱ポットコーヒーメーカー 0.7L ブラック ECF-701 BK

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料理の世界に、一流のお店、二流のお店、三流のお店とあるように、コーヒーの世界にも、一流・二流・三流があるのかもしれません。もちろん、情報の発信が東京中心ですから、東京(マスメディア)目線の一流・二流・三流ということになるのだと思いますが。

一流の(名前の知られている)珈琲屋さんは、素材の良いコーヒー豆を探すために、生産国の農場にまで足を運び研究をしているとのことです。二流・三流の珈琲屋は、生活に追われていますから、そうはいきません。

 

一流の珈琲屋さんは、歴史の長いコーヒー生豆問屋さんから、コーヒー生豆を仕入れることができます。しかし、二流・三流となると、馬鹿馬鹿しい話ですが、歴史の長いコーヒー生豆問屋さんには、まともに相手をしてもらえません。

 

自家焙煎コーヒー豆小売販売を始めてから20年以上の年月が経過して、店主の年齢が60歳を過ぎていても生活に四苦八苦している貧乏なコーヒー屋は、情報の中心に位置するマスメディア関係の人たちに認めてもらえるはずがありませんから、一流の(名前の知られる)珈琲屋になれるはずが無いと2010年代の初め頃(数年前)までは考えていました。

 

一流とされている珈琲屋さんの尻尾にしがみついて、何とか生きて行くしか他に方法が無いと考えていたわけです。しかし、2010年代に入ってからの世の中の流れが、ものすごく速くなっているのだと思います。

 

田舎の無名の珈琲屋にも、スペシャリティーコーヒーの生豆を、リーズナブルな価格で供給してくれる商社も存在していて、その商社のコーヒー生豆取り扱い量は毎年増加しているようです。おかげで、エカワ珈琲店で使用するコーヒー生豆の品質が、10数年前と比べると数倍良くなっています。

 

インターネットで簡単に情報を発信できる時代となって、マスメディアによる情報発信の独占がほぼ終了して、誰もが情報を発信できるライフスタイルメディアの活躍が目立ち始めています。今後、広告媒体としてのライフスタイルメディアの役割は、さらに大きくなって行くのだと思います。

 

エカワ珈琲店ですが、自慢になるかもしれませんが、これまでマスメディアに登場させてもらったことは一度もありません。

でも、「エカワ雑記店」・「珈琲手帳」・「珈琲珈話」などのアマチュアメディア(個人メディア)を使っての情報発信を続けていて、その積み重ねの結果、エカワ珈琲店の運営するアマチュアメディアの合計で、毎日、相当数のアクセスを集められるようになっています。

 

毎日、相当数のアクセスを集められるようになると、色々なビジネスが可能になって来ます。例えば、30年近くに渡って積み重ねて来た珈琲に関する知識・経験・技術を、有料記事というカタチでnoteを通じて販売していますが、その有料記事が、毎月、幾らか(僅かですが)の収入をもたらしてくれます。

 

2017年の春です。

マスメディアに依存しなくても、エカワ珈琲店のような零細個人店でも、自前のアマチュアメディア(個人メディア)を通じて日本全国に情報を発信することができて、それなりの手応えを得られる時代がやって来ています。

マスメディアで好意的に取り上げられるメリットには、まだまだ及ばないかもしれませんが、20数年前や10数年前と比べれば、田舎の無名の珈琲屋(or二流の珈琲屋)を取り巻く情報環境は大きく様変わりしています。