『喫茶店経営』という誌名の月刊雑誌が、東京の柴田書店という出版社から発行されていたのは、1970年代前半~1990年代前半でした。
1980年代の後半から1990年代の前半、月刊喫茶店経営は、時々、自家焙煎店の特集記事を載せていました。その特集記事に導かれて、喫茶店から自家焙煎コーヒー豆小売専門店に商売替えしたのが、年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が2人だけで営んでいるエカワ珈琲店です。
現在(2020年)と違って、スーパーで売られている焙煎コーヒー豆でも、200gで800円くらい常識だったと記憶しています。
レギュラーコーヒーと呼ばれている焙煎したコーヒー豆は、高級商品だったわけです。
自家焙煎コーヒー豆小売商売を始めたころ、価格の設定は、スーパーで売られているレギュラーコーヒーと呼ばれている焙煎コーヒー豆の価格よりも若干安く設定して、焙煎後1週間~2週間以内の新鮮な自家煎コーヒー豆の販売を心がけました。
そうすると、1年も経たないうちに販売量が300kgを超え、商売を軌道に乗せることができました。パパ・ママ店で、月間1トン前後を販売する店が、日本全国に何店舗か存在していた時代でした。
当時、1970年代中頃から1980年代中頃にかけて隆盛を誇っていた珈琲専門店と呼ばれる街角にある小さな喫茶店が、衰退しつつありました。
この頃、自家焙煎コーヒー豆小売店に商売替えした珈琲専門店が多かったような気がします。
ちなみに、この記事は、年老いた珈琲豆焙煎屋のブログにエントリーしている『コーヒー豆自家焙煎店の出来始めた頃 | はてな版』とほぼ同じ内容の記事です。
続きは(残りは記事全体の4割くらい)、noteにて読んで頂けます。
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参考なのですが、年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が2人だけで営んでいるエカワ珈琲店は、その昔、柴田書店が月刊で発行していた「喫茶店経営」という専門雑誌の自家焙煎特集に誘発されて自家焙煎コーヒー豆小売専門店を始めました。