コーヒー豆自家焙煎店探索(下書き)

インターネットでコーヒー豆自家焙煎店に関する情報やコーヒーロースターの情報などを収集して、それを記録しています。

北米のスペシャリティーコーヒー小売価格の動向(2016年4月~6月)

北米(アメリカ、カナダ)のコーヒー豆焙煎屋が、オンラインを通じて販売しているスペシャリティーコーヒーの価格を定期調査しているSpecialty Coffee Retail Price Indexによると、最低価格は横ばいですが、最高価格は約8%上昇しています。

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(Specialty Coffee Retail Price Indexより引用)

 

 

エカワ珈琲店は、最高価格クラスのスペシャリティーコーヒーを取り扱う能力を持っていないので、最低価格クラスかそれよりも少し高い価格のスペシャリティーコーヒーを取り扱っています。

エカワ珈琲店の場合、和歌山市という地方の町で商売を営んでいて、自家焙煎コーヒー豆小売販売で約30年の歴史を持っていて、お客さんの大半が常連のお客さんで、それに常連のお客さんの年齢層の関係もあって、あまりにも高級な商品は売れません。

 

ということで、あまりにも高級なスペシャリティーコーヒーは、取り扱っても赤字になってしまいます。

しかし、コンテストで入賞するクラスのスペシャリティーコーヒー生豆を生産できれば、高額で販売できるということで、コーヒー生豆生産国のスペシャリティーコーヒーへの関心は、毎年、毎年、高くなっているようです。

 

研究・努力すれば、それが収入増加という形で報われるということになると、生産農家の意識も大幅に変化するのだと思います。

 

例えば、経済成長真っ只中のインドネシアのジャワ島です。

ロブスタ種を栽培生産している生産農家の団体が、アラビカ種栽培の研究をしているという話や、自分たちで焙煎工場を作って、コーヒー生豆という形ではなくて焙煎したコーヒー豆という形で出荷するというような話も流れているようです。