スターバックスのフードメニューを眺めていると、喫茶店の全盛期(1970年代、1980年代)に喫茶店で提供されていた軽食メニューを思い出します。(エカワ珈琲店は、その昔、純喫茶コロナという屋号の喫茶店でした)
(www.starbucks.co.jpより引用)
スターバックスコーヒーですが、コーヒーだけを提供する珈琲専門店ではなくて、コーヒー+軽食メニューを提供するタイプの昔の日本の喫茶店路線を走っているかもしれません。
本家アメリカのスターバックスは、日本のスターバックスよりも、もっともっとフードメニューが充実していて、食事を目的にスターバックスを利用する人が多いという記事をよく目にします。
世界的規模で業績が低迷していたマクドナルドですが、本家アメリカでは、朝食セットメニューの終日販売がヒットして業績が回復しつつあるようです。
そのマクドナルドに対抗してなのかどうかわかりませんが、スターバックスもランチセットを8ドルで提供するというニュースが流れています。
日本では、モーニングメニューやサンドウィッチなどの軽食メニューが充実している喫茶店チェーンに勢いがあって、ファミリーレストランやファーストフードレストランの喫茶店需要を奪いつつあります。
日本でもアメリカでも、珈琲専門店商売ではコーヒー豆の自家焙煎(店頭焙煎)、喫茶店商売では軽食メニューの充実が必要なのかもしれません。