コーヒー豆自家焙煎店探索(下書き)

インターネットでコーヒー豆自家焙煎店に関する情報やコーヒーロースターの情報などを収集して、それを記録しています。

早く来い来い、サードウェーブコーヒー現象

日本のコーヒー豆焙煎業界ですが、新陳代謝することもなく、日本の失われた20年と歩調を合わすかのように、停滞低迷しているのだと思っていました。

でも、順調に成長を続けているコーヒー豆の焙煎屋さんも存在しています。

 

私たちエカワ珈琲店が、停滞・低迷しているから、日本全国のコーヒー豆焙煎屋さんも、そうなのだと思い込んでいました。

 

アメリカのコーヒー業界では、「サード・ウェイブ・コーヒー」系のコーヒー豆焙煎屋さんが脚光を浴びています。

スペシャリティーコーヒーと称する「煎りたて、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」を精力的にアピールすることで、進歩的な独立系飲食店や高級食品スーパー向け焙煎コーヒー豆卸販売を主力として成長を続けています。

 

 

日本で成長しているコーヒー豆焙煎屋さんも、アメリカの「サード・ウェイブ・コーヒー」系のコーヒー豆焙煎屋と同じように、「煎りたて、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」をアピールすることで、通信販売による小売や独立系の飲食店への卸売りを中心に成長しているようです。

 

日本のコーヒー業界にも、『第3の波(サードウェーブ現象)』が到来しつつあるのかもしれません。

私たちエカワ珈琲店は、サーフィンとは全く縁が無くて運動能力も劣っているのですが、「第3の波」がやって来てくれたなら、何とかその波の端っこに上手く乗りたいものだと考えている今日この頃です。

 

日本のコーヒー業界も、これから面白くなって来るのかもしれません。

日本のコーヒー業界については、「失われた20年」がもうすぐ終了するかもしれません。

その日を楽しみにしている今日この頃です。

 

以上、2010年11月27日に投稿した記事です。

 

平凡パンチ 五木寛之 (マガジンハウスムック)

平凡パンチ 五木寛之 (マガジンハウスムック)

 

 【参考までに】

昭和41年だったか、昭和42年だつたか忘れたのですが、「平凡パンチ」に連載されていた「青年は荒野をめざす」を読んで、五木寛之ファンになった若者が大勢いたのだと思います。

五木寛之さんが直木賞を受賞したデビュー当時、奥さんの実家がある金沢市で暮らしていたそうです。

五木寛之の金沢さんぽ

五木寛之の金沢さんぽ

 

 

2015年9月現在、それほど大きな波では無いのですが、日本にも「コーヒー第3の波」の影響が及んで来ていて、田舎町で商売を営んでいるエカワ珈琲店にも、ほんの少しですが、良い影響を与えてくれています。

 おそらく、都会では、田舎町よりも、もっと大きな影響が発生しているのだと思います。

 

何はともかく、日本のコーヒー業界にも新陳代謝が発生しなければ、日本のコーヒー業界の発展は有り得ないのだと思っています。

日本のコーヒー業界の将来は、独立心の強い若い珈琲屋さんたちの頑張りかかっているのだと思います。

 

エカワ珈琲店はロートルなコーヒー屋ですが、近い将来、日本のコーヒー業界に大規模な新陳代謝が発生して、レギュラーコーヒー豆にプラスして、業務用食材も大量に取り扱っている巨大なコーヒー企業の影響力が、エカワ珈琲店周辺から取り除かれたなら、それほど頑張らなくても、面白くて楽しい商売を続けられるはずだと考えています。

 

エカワ珈琲店の経営者夫婦のこれからの老後のためにも、若い人たちの頑張りによって、サードウェーブコーヒー現象やそれに続く第4の波が日本中を覆い尽くして、巨大なコーヒー企業が無駄な浪費をする余裕が無くなってしまって、その結果として、エカワ珈琲店が、それほどマーケティングに集中しなくても、地域密着型の店頭小売り中心で楽しくて面白い商売が可能になる日が来るのを待ち望んでいます。

 

そうなれば、あと10年~15年くらいは、時代の流れに適合する能力が不足していたとしても、エカワ珈琲店の潜在能力をもってするなら、十分に食べて行けるはずだと考えています。

エカワ珈琲店に限定すれば、レギュラーコーヒー豆にプラスして、業務用食材も大量に取り扱っている巨大なコーヒー企業に無駄な浪費をする余裕が無くなれば、地域密着型店頭小売だけでも十分に食べて行けるはずだと、近年、特に考えるようになっています。

 

サードウェーブコーヒー現象の浸透は、年金だけでは食べて行けないエカワ珈琲店経営者夫婦への、これまでの頑張りに対するご褒美なのかもしれないと考えている今日この頃です。