コーヒー豆自家焙煎店探索(下書き)

インターネットでコーヒー豆自家焙煎店に関する情報やコーヒーロースターの情報などを収集して、それを記録しています。

オフィスコーヒーサービスよりも喫茶店で

テレビドラマを見ていると、オフィスで、会議室で、カップホルダーにセッティングした使い捨て用のインサートカップでコーヒーを飲むシーンをしばしば目にします。

 

1970年代の後半、日本にお目見えしたオフィスコーヒーサービスですが、本家のアメリカでは、喫茶店を利用するコーヒーブレイクが当たり前の風景になっているのに、ここ日本では、まだまだ、オフィスコーヒーサービスを利用している事業所が多数あるみたいです。

 

オフィスで働くスタイルに、アメリカと日本で違いがあるということだと思います。

もしかしたら、オフィスで働く活力に相当な違いがあるのかもしれません。

 

グローバル経済の時代で、経済のグローバル化に適応していかなければ、現在の日本の繁栄を維持するのが難しいわけですから、日本のオフィス環境・ビジネス環境もグローバルな環境に近づいて行くしかないのだと思います。

ということで、近い将来、日本のオフィス環境・ビジネス環境も、アメリカ化していく可能性が高いのだと思います。

 

そうなると、オフィスコーヒーサービスという商売も、今の姿・形を維持し続けるのは難しいと思います。

近い将来、テレビ画面から、オフィスで、会議室で、カップホルダーにセッティングした使い捨て用のインサートカップでコーヒーを飲むシーンが消えてしまうかもしれません。

 

すでに何年も前にオフィスコーヒー市場から排除されてしまっている我がエカワ珈琲店としては、そうなってくれると、溜飲が下がるというか、誠に喜ばしい話ということになります。

 

少しだけ話が変わりますが、アメリカのオフィス街の喫茶店は、朝早くから、近くのオフィスに勤めるビジネスマン・ビジネスウーマであふれているという話もあるわけですから、近い将来、ここ日本のビジネス街の喫茶店にも、そのような時代がやって来る可能性もあります。

我がエカワ珈琲店が純喫茶コロナという屋号で喫茶店を営んでいた1960年代、そのような状況を経験した記憶が残っています。

 

もしかしたら、コーヒーなら、オフィスコーヒーサービスよりも喫茶店でという時代が、もうすぐそこまでやって来ているのかもしれません。

ただ、都会のオフィス街の喫茶店が繁盛を取り戻したとしても、我がエカワ珈琲店の立地する和歌山市に、その流れが到着するのには、ある程度の時間が必要なのかもしれません。

 

そして、喫茶店が再び、昔の繁盛を取り戻すことがあるとしても、その時の喫茶店は、おそらくフルサービスの喫茶店ではなくて、セルフサービスの喫茶店になっていると思います。