コーヒー豆自家焙煎店探索(下書き)

インターネットでコーヒー豆自家焙煎店に関する情報やコーヒーロースターの情報などを収集して、それを記録しています。

石光商事と近畿大学が共同開発した循環型のコーヒードリップバッグ

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石光商事のHPより引用/焙煎機の炉に入れられたバイオコークス

石光商事のWEBサイト(2019年12月6日付)によると、『コーヒー豆かすから作ったバイオ燃料でコーヒー豆を焙煎、循環型リサイクルで「コーヒー2050年問題」を解決へ』と題して、コーヒー抽出後のコーヒー豆のカスから製造したバイオコークスを燃料に使って焙煎した循環型コーヒー「Global Goals Coffee」を近畿大学との産学連携で共同開発したと発表しています。

ドリップコーヒーバッグ 「Global Goals Coffee」 として商品化して、来年(2020年)発売予定とのことです。

www.ishimitsu.co.jp

 

『コーヒー豆かすから作ったバイオ燃料でコーヒー豆を焙煎、循環型リサイクルで「コーヒー2050年問題」を解決へ』の概要は、石光商事のWEBサイトによると以下の通りです。

コーヒーを抽出した後に残るコーヒー豆かすは、その多くが産業廃棄物として処理されています。近畿大学と石光商事株式会社は、コーヒー豆かすを原料としてバイオ燃料「バイオコークス」を製造し、それを燃料として焙煎したコーヒー「Global Goals Coffee」を共同開発しました。
 近畿大学が研究・開発したバイオコークスは、植物由来の廃棄物を原料とする固形燃料で、植物由来エネルギーであるため利用時のCO2排出量がゼロカウントとなります。
 石光商事株式会社は、このコーヒー豆かすの循環型リサイクルを通じてコーヒー工場のCO2排出削減をめざします。

 

ちなみに、『バイオコークスとは何か』ということについても、石光商事のWEBサイトの説明から引用すると・・・

コーヒー豆かす、茶殻、食品残さ、間伐林などの「バイオマス(再生可能な、生物由来の有機性資源)」を原料として製造する固形燃料。
 平成17年(2005年)に、近畿大学バイオコークス研究所所長の井田民男が開発しました。光合成を行う植物資源等を100%原料にしているため、CO2排出量ゼロで環境に配慮したエネルギーとして期待されています。

 

この記事とほとんど関係ありませんが、コーヒードリップバッグはギフト用や旅行の携帯用に人気があるようで、大手・中堅の珈琲企業からそれほど規模の大きくないコーヒー豆自家焙煎店までが製造販売しています。

参考までに、アマゾンで販売されているコーヒードリップバッグを幾種類か貼り付けておきます。