珈琲ブログ

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コカコーラーがコーヒー第2の波(セカンドウェーブコーヒー)市場に参入する

 

 

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この写真はWikipediaより引用しています。

コカコーラー社は、8月31日(2018年)、イギリスで2400店舗、ヨーロッパやアジアの国々で1400店舗を運営する喫茶店チェーン「Costa coffee/コスタコーヒー」を数千億円で購入する予定だと報じられています。

 

日本では、コカコーラー社RTDコーヒー(缶コーヒーやボトルコーヒー)カテゴリーの市場占有率が高いわけですが、それは日本のコーヒー市場限定の現象で、北米やヨーロッパのコーヒー市場では、ほとんど知られていないという話を聞いたことがあります。

今回の買収で、コカコーラー社は、「Costa coffee/コスタコーヒー」のブランドと、コスタが運営する4000店舗の喫茶店チェーン、8000台のコーヒー自動販売機、それにレストラン・ホテルなどの業務卸先を手に入れることになります。

 

世界のコーヒー市場には、ファーストウェーブコーヒー(コーヒー第1の波)とセカンドウェーブコーヒー(コーヒー第2の波)とサードウェーブコーヒー(コーヒー第3の波)の3つの市場が存在していて、その3つのコーヒー市場の全てで活発に事業展開している企業は、まだ存在していません。

 

ネスレは昨年(2017年)の秋、ブルーボトルコーヒーを傘下に収めています。ネスレ日本の動きを観察していると、2010年代に入ってから、食品スーパー・コンビニエンスストアーでの販売攻勢に加えて、レストラン・ホテル・オフィスにも積極的に販売攻勢を仕掛けています。そして、今年(2018年)、スターバックスコーヒー商品の独占販売権を手に入れています。

ドイツ資本のJABホールディングは、キューリング、ピーツコーヒー、スタンプタウンコーヒーなど幾つもの珈琲企業を傘下に収めていて、ネスレに次ぐ規模の珈琲企業グループを形成しています。

 

世界の飲料事業の中で最も成長を続けている分野は、コーヒードリンクの市場だと言われています。だから、世界的規模を誇る食品・飲料企業が、コーヒー市場にアクションを起こすのだと思います。

コカコーラー社のイギリス・コスタコーヒーの買収も、その流れの中の一つの出来事だとエカワ珈琲店は推測しています。

 

ちなみに、コーヒー市場の3つの波の、どの市場にも属さない零細生業のエカワ珈琲店ですが、昔ながらの焙煎加工方法で焙煎したコーヒー豆を、昔ながらの販売方法で売り捌くのが難しくなっているので、インターネット通販という新しい販売方法でお客様にお届けしています。