珈琲ブログ

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IKAWA のサンプルロースターとパナソニックのスマート焙煎機The Roast

 

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f:id:ekawa:20180326143634j:plain←(IKAWA のHPより引用)

 

イギリスの電気式小型サンプルロースター製作会社IKAWA の名前は、この会社がキックスターターで資金を募っていたころから知っています。

 

アイフォーン専用に開発した焙煎プロファイルソフトを使って、50~60gのコーヒー豆を焙煎するサンプルロースターの製造販売資金を募っていました。その後、このサンプルロースターは、コーヒーのプロたち限定ですが、世界的なヒット商品になっています。時代が、職人の勘に依存する焙煎よりも、焙煎プロファイルを駆使した科学に依存する焙煎を求め始めているのが、その要因なのかもしれません。

 

IKAWA社ですが、家庭向け小型電気式コーヒー豆焙煎機も開発・販売しています。プロ向けと同じ50~60gのコーヒー豆が焙煎できて、スマートフォン経由で焙煎のプロが作成した焙煎プロファイルを読み込んで、そのプロファイルに基づいてコーヒー豆を焙煎する機能が付いているようです。もちろん、自分で作成したプロファイルでコーヒー豆を焙煎することも可能で、その作成したプロファイルを、インターネットを通じて誰かと共有することもできるようです。

 

ちなみに、IKAWA のプロ向けサンプルロースターはアイフォーン専用ですが、家庭向けは、アンドロイドのスマートフォンも使用可能となっています。日本にも発送できるようですが、価格は、日本円で約18万円と相当に高価ですから、小生には手も足もでません。

 

去年(2017年)の秋、パナソニックが発売したスマート焙煎機The Roast は、IKAWA のサンプルロースターと姿形がよく似ていて、コーヒー豆焙煎大会の世界チャンピオンが作成するプロファイルに基づいてコーヒー豆を焙煎するシステムになっているようですが、アイフォーン専用で、自分でプロファイルを作成できる機能は無いようです。価格は10万円と、IKAWA の家庭向けにくらべると半分くらいの価格です。

 

 IKAWA とパナソニックでは、マーケティング手法が異なっているのだと思います。家電メーカーのパナソニックのマーケティングは、家庭で新鮮な焙煎コーヒー豆を使って淹れたコーヒーを飲みたい消費者が対象で、IKAWA のマーケティングは、コーヒーおたく的な消費者を対象としているように見えます。

 

まあ、小生の懐具合では、IKAWA のサンプルロースターもパナソニックのスマート焙煎機The Roast も、どちらも高根の花です。

Behmor 1600 Plus Roaster とGene Cafe という、どうしても手に入れたい2つの焙煎機を購入する資金も工面できていないわけですから。