珈琲ブログ

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水出しコーヒーの大量生産についての考察

 

 

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水出しコーヒーは、心地良いほろ苦さと良質の甘味を持っていて、香り高くてコクがあるまろやかなコーヒーで、コーヒー浸出液の劣化スピードも、お湯を使って淹れたコーヒーと比べればゆっくりとしたスピードになると言われています。

 

その水出しコーヒーですが、近年(2010年代中頃から)、アメリカでブームになっていて、そのブームが世界中に広がる気配を見せています。また、水出しコーヒーに窒素ガスを封入するニトロコーヒーも、同じくブームになっているようです。

coffeehouse.hateblo.jp

 

アメリカで水出しコーヒーブームが巻き起こる10年も前から、日本でも、キリンビバレッジ大阪ガスといった社名の知られている大企業が、水出しコーヒー製造方法や製造装置に関する特許を申請取得しています。

しかし、水出しコーヒーは長時間かけてコーヒー成分を抽出する淹れ方ですから、工業的規模の大量生産には不向きなコーヒー成分抽出法ということで、日本では、一部の喫茶店やレストランで提供されているだけで、それ以上の広がりは今のところ(2017年12月現在)無いようです。

 

アメリカの水出しコーヒーブームの担い手たちは、サードウェーブコーヒーの担い手たちですから、「水出しコーヒーの大量生産=工業的規模での生産」という意識が少なかったのだと思います。

だから、長い時間をかけてコーヒー成分を抽出した水出しコーヒーを、缶詰や瓶詰にして販売するという発想ができるのかもしれません。

 

この水出しコーヒーにも欠点が存在しています。長い時間をかけてコーヒー成分を抽出するので、コーヒー浸出液が空気と接触する時間も長くなります。

その結果、コーヒー浸出液中のコーヒー成分が酸化して、コーヒーの香味が劣化する可能性があると考えられています。また、微妙な香り成分が発散してしまう可能性もあると思われます。