コールドブリューコーヒーがアメリカのコーヒービジネスを変化させている

アメリカの喫茶店・レストラン業界ですが、この10年でアイスコーヒー需要が2倍に、冷水にコーヒー粉を浸漬させて約12時間を費やして淹れるコールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)の需要は、2010年代に入ってから現在まで4倍近く増えているという話が伝わって来ます。

 

 

アメリカのコーヒー業界、喫茶・レストラン業界では、コールドブリューコーヒーor窒素ガスを使ってビールのように泡立つアイスコーヒーがブームになっているのだと思います。

エカワ珈琲店は、自家焙煎コーヒー豆小売商売を開始して30年近く経過していますが、ほぼ毎年、夏場になると焙煎コーヒー豆需要が冬場の半分以下に減少するのを経験して来ました。

 

アイスコーヒーがそれほどポピュラーでは無かったアメリカでも、日本の自家焙煎コーヒー豆小売店と同じようなコーヒーの夏枯れ問題が存在していたのだと思います。

冬場はホットコーヒーが売れますが、暑くなるとホットコーヒーが売れなくなって、その需要が清涼飲料水や冷たいジュースに移行して行きます。

 

コールドブリュー(水出し)コーヒーが、コーヒー需要の夏枯れ問題を解決してくれたようです。

あるニューヨークの喫茶店ですが、冬場は約8割のお客さんがホットコーヒーを注文するわけですが、暑くなるとホットコーヒーの注文比率が減少して、真夏には約8割のお客さんがコールドブリューのアイスコーヒーを注文するそうです。

 

そのため、その喫茶店のオーナーは、気温予報にものすごく敏感になったという話を、インターネット内のニュース記事が伝えています。

この店のアイスコーヒーはコールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)ですから、約12時間の仕込み時間が必要だということで、翌日の気温がものすごく気になるのだと思います。

 

アメリカのコーヒー業界、レストラン・喫茶店業界ですが、冷たいコーヒーという新しい需要が発生して、毎年、その需要が増加して、夏場のコーヒー消費を急増させているのだと推測しています。

そして、コールドブリューコーヒー需要を牽引しているのが、窒素ガスで泡立たせるニトロコーヒー(orドラフトコーヒー)の流行なのだと思います。

coffeehouse.hateblo.jp

 

一部の喫茶店やレストランだけでなくて、スターバックスコーヒーやダイキンドーナツでも、ニトロコーヒー(orドラフトコーヒー)をメニューに載せている店舗が増えていると伝えられています。

メインの食事メニューで原価率を落とせないレストラン業界は、付加価値の高いコーヒーメニューに注目していて、特に、比較的に保存し易いコールドブリューコーヒーに注目している可能性が高いのだろうと推測しています。 

 

また、缶詰や瓶詰のドラフトコーヒー(orニトロコーヒー)も爆発的に販売量が増加していて、ドラフトコーヒー(orニトロコーヒー)を供給するオフィスコーヒーサービスも登場しているようです。