コーヒー豆自家焙煎店探索(下書き)

インターネットでコーヒー豆自家焙煎店に関する情報やコーヒーロースターの情報などを収集して、それを記録しています。

自家焙煎コーヒー豆は付加価値の高い商品

一般的に、仕入れた商品を小売販売する商売の粗利益は、20~30%くらいだと言われています。

自家焙煎コーヒー豆小売商売の粗利益は、一般的な小売商売の約2倍くらいはあると考えられます。(エカワ珈琲店の場合)

 

自転車にのって/珈琲不演唱(コーヒーブルース) [Analog]

自転車にのって/珈琲不演唱(コーヒーブルース) [Analog]

 

 

原料となるコーヒー生豆を仕入れて、そのコーヒー生豆を自前で焙煎加工して、出来上がった焙煎コーヒー豆を自前で小売販売するわけですから、それくらいの粗利益を確保できるのは当然なのだと思います。

 

エカワ珈琲店が自家焙煎コーヒー豆小売商売を開始したころ、夫婦2人とパート1人で、月間1トンの焙煎コーヒー豆を売って、夫婦2人が毎月50万円ずつ給料を取って、それにプラスして毎月50万円近くの利益を出している街の珈琲屋さんの話を聞いたことがあります。

エカワ珈琲店も最盛期で、毎月400kg~500kgの焙煎コーヒー豆を売っていました。(現在は、その頃の3分の1くらいになっています)

 

コーヒー豆自家焙煎商売は、付加価値の高い儲けられる商売だと思うのですが、それは、焙煎コーヒー豆をコンスタントに一定量売ることができればの話なのだと思います。

自家焙煎コーヒー豆小売商売は、基本的に地域密着のローカル商売なのだと思います。

 

「煎りたて、新鮮なスペシャリティーコーヒー」を 家庭で楽しんでもらうというコンセプトの商売ですから、当然、そうなるのだと思います。

エカワ珈琲店が自家焙煎コーヒー豆小売商売を開始した30年近く前と比べると、焙煎コーヒー豆の家庭需要は大幅に拡大しています。

 

エカワ珈琲店の場合、21世紀に入ってからの5年くらいで、焙煎コーヒー豆の販売量・売上ともに、最盛期の3分の1くらいにまで落ち込んで、その後、10年以上に渡って横ばい状態で推移しています。 

 

これには原因があって、2002年頃から、地域密着のローカル商売が成り立たなくなってしまったからです。

昨年(2016年)、その原因もほぼ消滅したので、今年(2017年)の春くらいから、老骨にムチうって地域密着のローカル商売に再び挑戦して、失われた10数年を少しでも取り戻すつもりです。