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レインフォレスト・アライアンスとUTZ が合併

6月の中頃、レインフォレスト・アライアンスとUTZ が合併するというニュースが流れてきました。

 レインフォレスト・アライアンスと UTZ が合併、より強力な新組織を結成

 

RA認証のコーヒー生豆を購入しているわけですから、自然保護団体「レインフォレスト・アライアンス(RA/熱帯雨林同盟)については、当然、よく知っています。

でも、UTZという団体については、何も知りません。

 

フェアトレードのコーヒー生豆を輸入販売している「わかちあいプロジェクト」のサイトで、UTZ認証と国際フェアトレード認証の違いについて説明しているページがあります。

www.wakachiai.com

 

UTZは、マヤ語の「Utz Kapeh(良いコーヒー)」に由来する言葉で、2002年にオランダで設立された団体なのだそうです。

持続可能な農業のための国際認証で、世界116カ国で、主にコーヒーとカカオ、茶で1万以上の製品が、2014年時点で認証されているそうです。

UTZ認証は、日本ではほとんど見かけませんが、ヨーロッパでは広く知られた農作物の倫理的調達のためのプログラムだということです。

 

レインフォレストアライアンス(RA)認証は環境保護を目的としていて、UTZ認証はサステイナブルな農業(先進国が安定した供給を確保するための農業) に着目した認証だと解釈できるのかもしれません。

 

規模の大きな会社や組織が成長を続けるには、買収・合併が必要不可欠なのかもしれません。

今回のレインフォレスト・アライアンスとUTZ が合併は、環境保護と持続的な農業と農産品の安定供給に対する影響力を維持するためだとする見方も存在しています。

dailycoffeenews.com

 

エカワ珈琲店ですが、何年か前までは、焙煎コーヒー豆の原料にRA認証やJAS認証のコーヒー生豆を使っていることを前面に出した商売を営んで来ました。

現在(2017年)はと言うと、「煎りたて、新鮮な焙煎コーヒー豆」、「コーヒー豆焙煎歴30年」などと、コーヒー豆の焙煎を前面に出す商売を営んでいます。

 

何年か前までは、スペシャリティーコーヒーの要件として、コーヒー生豆の履歴が最優先要件だったわけです。

しかし、大手コーヒー企業が、スペシャリティーコーヒーも取り扱うようになっている現在では、バッチ式の生産用小型コーヒー豆焙煎機を駆使する『コーヒー豆の焙煎技術』が、スペシャリティーコーヒーの重要な要件となりつつあるのだと思います。

 

コーヒービジネスのそのような流れが、レインフォレスト・アライアンスとUTZの合併を導いたのかもしれないと考えています。

なお、合併後の認証ラベルは、レインフォレスト・アライアンス(RA)に統一されるということです。