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最初のデートは喫茶店で

若者たちが初めてデートする場所ですが、1960年代中頃~1980年代の初め頃までは、街角の喫茶店が使われていました。

当時の流行歌の歌詞には、青春を謳歌する場所として、頻繁に喫茶店が登場していたわけです。

 

バブル文化論―“ポスト戦後”としての一九八〇年代

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その後、時代はバブル経済に向って突き進んで行き、若者たちが初めてデートする場所は、街角のちょっと贅沢なお酒の飲めるレストランへと移って行きました。

「若者たちが初めてデートする場所が喫茶店」の時代を経験しているエカワ珈琲店の店主は、喫茶店とお酒の飲めるレストラン、どちらが初めてのデートに向いているかと問われると、迷うことなく「喫茶店」と答えます。

 

お酒が苦手ということもありますが、ちょっと豪華なお酒の飲めるレストランで彼女が来るのを一人待っている何て、想像するのも嫌になってしまいます。

ストレスに弱いので、レストランで一人座っている間に体調を崩してしまうかもしれません。

 

喫茶店は、フリーランスの仕事をしている人や時間つぶしをしている人、商談をしている人やもちろん恋人たちもと、色々な人たちが色々な目的で集まっているわけですから、誰かを待つのに最適な雰囲気を持っている場所なのだと思います。

 

喫茶店とちょっと豪華なお酒の飲めるレストランとでは、使う金額が全く違います。

何か目的でもあるのなら別ですが、普通、初めてのデートで多額のお金を消費するのは避けるべきだと思います。

 

初めてのデートは、一種の会話の場なのだと思います。そして、昔から、喫茶店は会話をする場所でした。

お酒を飲みながらの会話よりも、コーヒーを飲みながらの会話の方が、より中身の濃い会話ができるはずですから、「最初のデートは喫茶店」は理に適っているはずです。

 

ということで、「最初にデートをする場所」、「待ち合わせの場所」という恋人たち需要が、21世紀の現在でも、喫茶店のまだ見ぬ市場として存在しているはずだと考えている今日この頃です。