北米大陸のマクドナルドですが、レストラン料理の物販機能を強化する方向に向かっているのかもしれません。
北米大陸では、インターネット通販に対抗する必要からか、スーパーマーケットのレストラン化が急速に進んでいるようですから、それに対抗する必要もあるのかもしれません。
インターネットアプリを介して商品を受注して、お客さんが来るまでに用意して置いて、お客さんの自動車まで届けるサービス(カーブサイドサービス/curbside service)の導入が進んでいるようです。
支払いは、スマートフォン決済ということになるのだと思います。
また、キオスク端末(商品説明を見て商品を発注できるディスプレイ端末)を設置する店舗数を急拡大させるとのことです。
北米大陸では、レストラン料理の出前ビジネスが急拡大しているようで、マクドナルドもその流れに乗ろうとしているのだと思います。
ウーバーイーツ(Uber EATS)など、レストラン料理の出前を代行する業者のシステムを利用して、レストラン料理の配達にも力を注いで行くとのことです。
マクドナルドの出前サービスは、これまで店舗スタッフが行っていたわけですから、レストラン料理の出前代行業者の出現は、配達コストを下げてくれるのだと思います。
マクドナルドと言えば「底辺への競争」をイメージするのですが、最近のマクドナルドのビジネスを評して、新しいサービスは導入するけれども、「底辺への競争」ではなくて、それなりの付加価値を確保する戦略を採用しているという論評も見受けられます。
エカワ珈琲店の始まりは、自家焙煎したコーヒー豆の配達からでした。
エカワ珈琲店の前身「純喫茶コロナ」はビジネス街の喫茶店で、売上の半分以上をコーヒーの出前が占めていました。
レストラン料理の出前代行ビジネスが普及すると、コーヒーのポットサービスという新しい出前ビジネスに挑戦できるかもしれません。
もしかしたら、自家焙煎コーヒー豆の配達も代行してもらえるかもしれません。
エカワ珈琲店の店舗販売の大半は、電話で注文を受けて商品を用意して置くという カタチになっています。
自前の駐車場が無くて、店舗の前の道路は駐車禁止ですから、店の近辺から電話で到着を知らせて頂いて、自動車まで 商品を届けるというサービスもしています。
もし、【おちゃのこネット】 並みの低価格でカーブサイドサービス(curbside service)向けのインターネットサービスが登場すれば、採用してみるつもりです。
また、タブレットコンピューターを使って商品を紹介できるようにしたいとも考えています。