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珈琲社会学

独断と偏見による、珈琲と食に関するエカワ珈琲店流の考察

Cid's Food Market (シドフードマーケット)は、付加価値のとれるスーパーマーケット

スーパーマーケット

米国のニューメキシコ州タオス郡の人口は、約3万人(2000年の国勢調査)です。

その町で、セスゴーディンさんが称賛するCid's Food Market (シドフードマーケット)が営業しています。

スーパーマーケットとしては、相当に付加価値の高い商いをしているということなので、どのような商売を営んでいるのか興味があります。

 

ということで、Cid's Food Market (シドフードマーケット)のWEBサイトを訪問してみました。

www.cidsfoodmarket.com

 

 

Cid's Food Market (シドフードマーケット)は、父親が社長、息子が専務というタイプの、店舗が一店舗だけの独立系スーパーマーケットです。

午前8時~午後8時までの12時間営業で、日曜日が定休日です。

1986年、タオス郡に住む比較的に所得の高い人たち向けに、高品質の高級食材や高級食品、有機栽培の食品、地域で生産れた食品材料や食品を供給するスーパーマーケットとして誕生しました。

 

店舗の調理スペースで手造りした惣菜が豊富で、朝食需要、お昼ご飯の需要に対応していて、ケータリング(出前)サービスも実施しています。

ちなみに、健康に良いということで、日本食のお寿司も手造りして販売しています。

  

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(Cid's Food Market /シドフードマーケットのWEBサイトより引用)

 

取り扱っている商品は、地元で生産加工された食品、有機食品や世界各地から集めた高級食材など、自社の評価基準に合格した商品だけを仕入れて販売しています。

食肉については対面販売を実施していて、小麦粉や米、ナッツ、オリーブオイルなどの量り売りもしています。

自然と健康をテーマとして、有機農産物だけでなくて、自然派のサプリメントなども提供していて、健康と美容に関するボディーケア商品も充実しているようです。

 

日本でも米国でも、スーパーマーケット業界は非常に競争の厳しい業界で、高コスト・低マージンが常態化している業界なのだと思います。

小規模なスーパーマーケットが規模の大きいスーパーマーケット同じように、薄利多売で規模の利益を追求する商売を営んでいては、規模の大きなスーパーマーケットに太刀打ちできるはずがありません。

 

Cid's Food Market (シドフードマーケット)は、実直に丁寧な商売を続けることで、お客さんの気持ちを掴んでいるのだと思います。

その結果として、スーパーマーケット業界では考えられないような、付加価値の高い商売が可能になっているのだと思います。

 

Cid's Food Market (シドフードマーケット)のWEBサイトを閲覧していて、エカワ珈琲店の近くに Cid's Food Market (シドフードマーケット)が存在していたら・・・と想像してしまうタイプの店です。

 

大量生産、大量消費のマスマーケットで、小規模零細商店が生き残るのは至難の技ですが、小規模零細商店が生きて行くためのマーケットが、マスマーケットの隣に存在しているのだと思います。

Cid's Food Market (シドフードマーケット)の成功は、そのひとつの証明なのだと思います。