コーヒー豆自家焙煎店の市場は、コーヒー市場の先端部分にあるのかもしれません

大手・中堅コーヒー企業の主戦場は、今後、家庭用コーヒー市場が主体となって行くのだと思います。

30年近く前、大手・中堅コーヒー企業の主戦場は、喫茶店・レストラン向け業務卸コーヒー市場でした。

当時は、家庭用コーヒー市場とオフィスコーヒー市場は、まだまだ未開拓な市場でした。

 

その未開拓の市場をターゲットに商売を展開したのが、コーヒー豆市場に新規参入して来た自家焙煎コーヒー豆小売店でした。

大手・中堅コーヒー企業が無関心な市場だったので、自家焙煎コーヒー豆小売店は、それなりの繁盛を手に入れることができました。

 

2000年代の初めころ、自家焙煎コーヒー豆小売店は、地域密着の商売をするべきだとする記事が、ある珈琲店専門雑誌に掲載されていたのを覚えています。

しかし、その頃から、大手・中堅コーヒー企業の家庭用コーヒー市場対策が開始されていたのだと思います。

 

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(Wikipedia/coffee house より引用)

 

1990年代のエカワ珈琲店は、家庭用コーヒー市場とオフィスコーヒー市場の地域密着領域で商売を営んでいて、それなりの繁盛を手にしていました。 

しかし、21世紀に入ると、あっという間に、地域密着の家庭用コーヒー市場とオフィスコーヒー市場から追い出されてしまいます。

 

何とか、現在も営業を続けていられるのは、焙煎コーヒー豆の通信販売が増え続けてくれたからです。

しかし、2010年代に入って、焙煎コーヒー豆の通信販売も伸び悩んでいます。

 

2000年前後の家庭用コーヒー市場の規模は、現在(2015年)の半分以下ぐらいだったのだと思います。

家庭用コーヒー市場は、この十数年で相当に拡大しているのだと思うのですが、通信販売を含めて、大手・中堅コーヒー企業への集中が進行しているのだと思います。

2010年代に入ってからのエカワ珈琲店は、「煎りたて、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」という家庭用コーヒー市場の先端部分を確保することで、何とか生き残っています。

 

喫茶店・レストラン・ホテル向け業務卸コーヒー市場にも、「煎りたて、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」という先端部分が存在しているはずです。

ということで、エカワ珈琲店は、その業務卸コーヒー市場の先端部分の需要開拓に挑戦してみようと考えています。

 

今後、喫茶店・レストラン・ホテル向け業務卸コーヒー市場に占める、大手・中堅コーヒー企業のシェアは低下して行き、コーヒー豆自家焙煎店や小規模ロースターのシェアが上昇して行くのだと思います。

コンビニコーヒーや大手飲食チェーン店の需要を引き受けるのは、引き続き大手・中堅コーヒー企業だと思いますが、独立系の喫茶店やレストラン、それに高級志向のホテルなどの需要は、コーヒー豆自家焙煎店や小規模ロースターが担当することになるとエカワ珈琲店は考えています。

 

大手・中堅コーヒー企業の家庭用コーヒー市場争奪戦である商品棚の取り合いは、すでに始まっているのだと思います。

この商品棚争奪戦の成り行き次第では、大手・中堅コーヒー企業の間で、相当に大きな地殻変動が発生する可能性もあるとエカワ珈琲店は期待しています。