ハフィントンポスト日本版(2015年11月23日)で、アメリカ・シアトルの「コーヒー豆を自家焙煎している高級喫茶店」が紹介されています。
「スターバックス・リザーブ・ロースタリー&テイスティングルーム」という店名の、スターバックスコーヒーの店舗です。
アメリカでは、喫茶店、レストラン、ベーカリーショップ、食品スーパーなどで、コーヒー豆を自家焙煎する店やチェーンが増えつつあるのだと思います。
それが、アメリカで始まっているコーヒーの新しい波なのかもしれません。
日本でも、コーヒー豆を自家焙煎するロースタリーカフェが増えています。
和歌山県内の中紀と呼ばれている地域には、高速焙煎機を店頭に設置してコーヒー豆を自家焙煎している高級スーパー(和歌山資本で売上第2位のスーパーチェーン)も存在しています。
高級食品スーパーのホールフーズが、ローカルロースターのコーヒーを販促の目玉商品に使っているのがアメリカです。
日本にも、近い将来、そのような時代がやって来るかもしれません。
現実に、九州の佐賀県にローカルなコーヒー豆焙煎屋さんのコーヒーを売り物にしている先端的な食品スーパーも登場しています。
年老いた珈琲豆焙煎屋は、64歳の夫と55歳の妻の2人だけで営んでいる零細生業コーヒー豆自家焙煎店ですが、喫茶店、レストラン、ベーカリーショップ、食品スーパーなどのコーヒー豆自家焙煎需要に対して、ある程度のレベルまでなら対応できる能力を持っています。
しかし、もっともっと、その対応能力をレベルアップさせる必要があると感じています。
ということで、できるだけリーズナブルな価格で、喫茶店、レストラン、ベーカリーショップ、食品スーパーなどのコーヒー豆自家焙煎需要に対応するビジネスを模索している今日この頃です。
エカワ珈琲店には相当に面白い時代がやって来つつあると思っているのですが、あと10年はやく、現在のような状況が到来していたらと、悔しい気持ちになることもあります。