コーヒーを取り巻く環境ですが、時代とともに、相当なスピードで変化しているのかもしれません。
アメリカ合衆国アリゾナ州のフェニックス市では、クラフトビールと自家焙煎コーヒーの店が注目を集めています。
エカワ珈琲店の店主はお酒が飲めないので、ビールとコーヒーの相性は良くないものと勝手に決めていましたが、もしかしたら、相性が良いのかもしれません。
クラフトビールの特徴・売り物は新鮮さ(鮮度)で、自家焙煎コーヒー豆の特徴・売り物も新鮮さ(鮮度)なのだと思います。
ということで、クラフトビールと自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)は、相当に相性が良いのかもしれません。
「クラフトブーム」真っ只中のアメリカでは、地ビールを量り売りするスーパーマーケットが増加しているそうです。
アメリカのスーパーマーケットでは、穀物、ハチミツ、キャンディー、オリーブオイル等の量り売りは当たり前の光景になっているようですから、地域のコーヒー豆焙煎屋さんの焙煎コーヒー豆を量り売りするスーパーマーケットも存在しているようです。
【グラウラー】、大手スーパーマーケットでも地ビールの量り売り!ビールも新鮮さが命?:激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
フェアトレードのコーヒー豆を、店頭で自家焙煎しているスーパーマーケットも存在しているのがアメリカ小売業界ですから、店頭でのコーヒー豆自家焙煎と焙煎コーヒー豆の量り売りが当たり前の風景になる時代も、もうすぐやって来るのかもしれません。
日本の地方の町のスーパーマーケットは、もしかしたら、「コーヒー」に興味が無いのかもしれません。
地域のスーパーマーケットは、基本的に日配品を地域の中小零細業者から仕入れているのだと思います。
エカワ珈琲店は、自店で焙煎加工した焙煎コーヒー豆を、日配品に類する商品だと考えて小売販売しています。
しかし、コーヒー豆自家焙煎を開始して20数年が経過していますが、スーパーマーケットの仕入れ担当者から、エカワ珈琲店の焙煎コーヒー豆を日配品として取り扱ってみたいというオファーを受けたことがありません。(エカワ珈琲店は、営業活動が苦手というよりも、したことがありません。それが原因しているのかもしれませんが。)