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4つの波のコーヒー市場は、棲み分けができているのだと思います。

ネスレ日本は、家庭用コーヒー市場、オフィスコーヒー市場、飲食店向けコーヒー市場に大攻勢を仕掛けているように見えます。

ネスレ日本は、日本のファーストウェーブコーヒー市場で、他社の追随を許さない地位を確保しようとしているようにも見えます。

 

 

 

『ファーストウェーブコーヒー=大量生産、大量消費のコーヒー市場』なのだとすると、日本のファーストウェーブコーヒーは、百貨店、スーパーマーケット、オフィスコーヒー、飲食店などのコーヒー消費市場を完全制覇しているように思われます。

 

ファーストウェーブコーヒー市場は、価格競争や付帯サービスの競争、それに営業力とマーケティングの競争で勝敗が分かれる市場なのだと思います。

ネスレ日本は、ファーストウェーブコーヒー市場で、マーケティング力を駆使して大攻勢を仕掛けているのかもしれません。

 

 

COFFEE DIARY 2015

COFFEE DIARY 2015

 

 【参考までに】

 21世紀の初めころから、川口葉子さんの名前は聞き知っています。「東京カフェマニア」というWEBサイトを運営管理していて、「東京カフェマニア」という表題の書籍の著者だと『珈琲と文化/いなほ書房』という季刊雑誌で紹介されていました。

その頃も今も、使えるお金が不足していて、エカワ珈琲店の書籍購入優先順位は、一番が食品関係専門書籍の購入で、次に、珈琲関係の理論・技術系書籍の購入、そして、お金に余裕が残っていれば珈琲・喫茶店関係の文化的書籍の購入となっています。

ということで、金銭的な問題で、その頃から現在(2015年)まで、一度も川口葉子さんが著された本を購入したことがありません。

京都・大阪・神戸の喫茶店

京都・大阪・神戸の喫茶店

 

 

オートメーション化した工場でコーヒー豆を焙煎加工しているコーヒー企業の主戦場は、大量生産、大量消費のファーストウェーブコーヒー市場なのだと思います。

日本のセカンドウェーブコーヒー市場は、アメリカ同様、スターバックスコーヒー独り勝ちの様相を呈しているのだと思います。

 

セカンドウェーブコーヒー市場は付加価値の取れるコーヒー市場ですから、ファーストウェーブコーヒー市場が主力のコーヒー企業も、セカンドウェーブコーヒー市場への進出を目論でいるのかもしれません。

しかし、現在のところ、それほど上手く事が運んでいるとは思えません。

 

コーヒー豆の自家焙煎店や町のコーヒー豆焙煎屋から出発したコーヒー企業は、高付加価値のサードウェーブコーヒー市場で頑張っているのだと思います。

この分野にも、ファーストウェーブコーヒー市場が主力のコーヒー企業は、もしかしたら、色気を持っているのかもしれません。

でも、ファーストウェーブコーヒー市場とサードウェーブコーヒー市場とでは、市場としての隔たりが大きすぎるのだと思います。

 

アメリカでも、日本でも、ファーストウェーブコーヒー市場でも、セカンドウェーブコーヒー市場でも、サードウェーブコーヒー市場でもない、もう一つの規模の小さなコーヒー市場が存在しているのだと思います。

おそらく、エカワ珈琲店のような家族経営の零細事業者は、そのコーヒー市場で商売をしているのだと思います。

 

ファーストウェーブコーヒー市場やセカンドウェーブコーヒー市場のコーヒー企業が、その、もう一つの規模の小さなコーヒー市場に色気を持ったりすれば、おそらく、マーケティング戦略が無茶苦茶になってしまうはずです。

サードウェーブコーヒー市場での成長を望んでいる事業者は、もともと、もう一つの規模の小さなコーヒー市場から出発したわけですから、その市場に色気を持つということは、マーケティング戦略の矛盾を意味するのだと思います。

 

ファーストウェーブコーヒー市場、セカンドウェーブコーヒー市場、サードウェーブコーヒー市場、もう一つの規模の小さなコーヒー市場と、4つのコーヒー市場は、棲み分けができているのだと思います。

そして、その中で最大規模のコーヒー市場は、ファーストウェーブコーヒーの市場で、次いで規模の大きいのがセカンドウェーブコーヒーの市場なのだと思います。

 

その棲み分けを無視するコーヒー企業が存在するのだとしたら、そのコーヒー企業のマーケティング戦略やブランディング戦略は、どのように考えても無茶苦茶なのだと思います。