今年(2015年)の5月、世界的な規模で低迷が続いている世界最大のレストランチェーン「マクドナルド」ですが、アメリカ、中国、日本という主要市場で、2015年1月~3月の間に、不採算店舗350店を閉鎖したと発表しています。
この2年間、マクドナルドの売上は減少を続けていて、2015年の4月も、その減少傾向が止まらないようです。
ただ、そのような状況の中で、イギリスのマクドナルドだけは例外で、業績が安定しているようです。
コーヒーとサンドイッチの法則―「利益を獲得する」ための6つの戦略
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不採算店舗350店の閉鎖の発表を受けて、ニューヨーク市場でのマクドナルドの株価は上昇しています。
マクドナルドは、過去60年間の成功体験に囚われること無く、アメリカ市場と日本市場の建て直しに全力を注ぐ方針なのかもしれません。
これからのマクドナルドは、朝食ビジネスと高品質のコーヒー、この2つの領域に全力を投入して来る可能性が高いのだと思います。
マクドナルドが、日本で、高品質のコーヒーに全力を投入して来るのだとしたら、高品質の焙煎コーヒー豆をどこから仕入れるのだろうか・・・。
アメリカでは、スターバックス以外のシアトル系のコーヒー企業などから焙煎コーヒー豆を仕入れるという情報も流れています。
日本でも、自家焙煎系の有名なコーヒー屋さんで、それなりの生産能力を有するコーヒー屋さんに地域を限定して焙煎コーヒー豆の供給を依頼するということも、十分に有り得ることだと考えたりしています。