今年度のブラジルのコーヒー豆生産量は、前年度よりも減少が予測されています。
インドネシアやペルーのコーヒー豆生産量も、減少が予測されています。
しかし、International Coffee Organization のWeb Site は、コーヒー豆市場の平均価格が17ヶ月前の水準にまで下降していると伝えています。
去年の今頃は、コーヒー豆相場の高騰が話題になっていて、秋口には、コーヒー製品の値上げが話題になっていました。
今年は、ブラジル、インドネシア、ペルーでの生産量減少が伝えられているのに、コーヒー豆相場が高騰する前の、常識的な価格に戻っています。
今年のコーヒー豆市場には、投機資金が流入していないのかもしれません。
それと、世界的な規模で発生しているスペシャリティーコーヒーブームやフェアトレードコーヒーブームが原因しているのかもしれません。