ローストマガジン社のコーヒー専門ニュースサイト「Daily Coffee News 」の2014年9月10日付けエントリー記事で、ニューヨークのアストリアコーヒーという喫茶店が紹介されています。
中国系アメリカ人のリーさんが経営する小規模な喫茶店が、何故、記事で紹介されているのかというと、幾つかの名前の知られていない地方の小規模なロースターが焙煎するコーヒー豆を取り扱っているからなのだと思います。
アストリアコーヒーは、地方ロースターの焙煎コーヒー豆を喫茶店で提供しているだけでなくて、ご近所に配達もしているそうです。
アストリアコーヒーのような商売ですが、日本の地方の町では、まず成り立たない商売なのだと思います。
でも、東京のような大都会でなら、成り立つかもしれません。
もしかしたら、東京でアストリアコーヒーのような商売をする方が現れるかもしれません。
スターバックスに代表されるシアトル系コーヒーチェーンの商売は、エカワ珈琲店の理解の範囲を超えていました。
ブルーボトルやスタンプタウンなど、サードウェーブコーヒーの代表的ロースターの商売も、エカワ珈琲店の理解の範囲を超えている部分が多々あります。
おそらく、ブルーボトルやスタンプタウンは、マイクロロースターではなくてラージロースター(ある程度以上の販売量を誇る)の範疇に入るコーヒー屋さんなのだと思います。
でも、アストリアコーヒーの商売や、そこに焙煎コーヒー豆を納入する地方のマイクロロースターの商売なら理解できます。
エカワ珈琲店の始まりは、焙煎コーヒー豆の宅配だったわけですから。
そして、最近のアメリカでは、コーヒーの風がマイクロロースターの方に向かって吹いているのかもしれません。
もしかしたら、アメリカで始まっているかもしれない『コーヒー第4の波/フォースウェーブコーヒー」というのは、独立系の小規模なコーヒー屋が作り出すコーヒー文化なのかもしれません。
ということで、アメリカのマイクロロースターの商売なら、日本の田舎町のコーヒー豆自家焙煎店も真似ることができるかもしれないと考えている今日この頃です。
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