21世紀に入ってからのインドネシアですが、内需を中心にした経済成長が続いています。
経済に勢いのある国では、喫茶店商売にも勢いがあるのかもしれません。
インドネシアの英字新聞、ジャカルタ・グローブ(Jakarta Globe)は、ジャカルタの喫茶店の好調な様子を伝えています。
過去10年、インドネシアの経済が順調に成長を続けていますが、インドネシアのコーヒー文化も順調に発展しています。
日本の1960年代、1970年代の喫茶店の隆盛を思い出させてくれます。
かつて、輸出専用の特別な飲み物だと考えられていたコーヒーですが、現在のジャカルタでは、完全に日常的な飲み物となっています。
スターバックスなどの国際的な喫茶店チェーンや、インドネシアの人が営む喫茶店と、ジャカルタには、数多くの喫茶店が存在しています。
その喫茶店で、ジャカルタの人たちは、くつろぎのひと時を過ごしたり、ビジネスに利用したり、友人と語り合ったりしています。
インドネシアのコーヒー文化の発展には、もう一つの副産物があります。
高品質のコーヒーは輸出用で、インドネシア国内では低品質のコーヒーが流通していたのは昔の事で、現在のジャカルタのコーヒーの品質は、以前とは比べ物にならないくらい向上しています。
現在のジャカルタの喫茶店は、高品質のコーヒーをレベルの高い接客で提供しています。
英字新聞、ジャカルタ・グローブ(Jakarta Globe)は、そのジャカルタで、いま評判の地元の喫茶店を3店舗紹介します。
3店舗とも、店内にて、インターネットを使うことができるみたいです。
まず、Bakoel Koffieです。
植民地時代に創業、それ以来、家族で営んでいる喫茶店で、植民地風の室内装飾と調度品で有名な店です。
ANOMALI COFFEEは、ハイクォリティーなインドネシアのコーヒーショップです。
インドネシア産のコーヒー豆だけを扱っていて、あの有名なジャコウネコのコーヒーもあります。
Kopitam Oey coffee shopはオリエンタル風の喫茶店です。
ビンテージ物(時代を感じさせる)のインテリアデザインで有名な、レトロな喫茶店です。
厳選したコーヒー豆で淹れるコーヒーだけでなくて、伝統的な料理であるフレンドバナナなどもメニューに載っています。
【参考】
以上の記事は、2011年8月30日に「エカワ珈琲店の出来事/はてなだいありー」に投稿した記事の転載です。
近年、インドネシア産のマンデリンコーヒーの価格が、相当に上昇しています。
それも、インドネシア経済の好調さを証明しているのかもしれません。
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