続エカワ珈琲店コーヒー豆物語

「美味しいコーヒー豆」、「新鮮で香りの良いコーヒー豆」という機能を消費してもらうだけなら、お客さんへの伝達方法は簡単で、その事だけを強調すればよいわけです。

だけど、それだけを強調したところで、コーヒー豆は売れることがなくて、価格の安さや、その他の販促手段を強調しなければ、コーヒー豆は売れません。

 

コーヒー豆は機能だけで売れる商品ではなくて、文化的な背景があって売れる商品なのだと思います。

ですから、「エカワ珈琲店コーヒー豆物語」を、お客さんに伝達する必要があるのですが、それが難しいわけです。

 

物語の伝達には、言葉、伝統、感情、地位、信念、共感、信頼、友情などが微妙に絡み合ったコミュニケーションのネットワークが必要で、最初はゆっくりと時間をかけて、そして、ある段階からはスピードを増して伝達していくわけです。

 

結構繁盛していた頃のエカワ珈琲店ですが、自分たちは何も気づいていなかったのですが、「エカワ珈琲店コーヒー豆物語」が地域社会にある程度浸透していたので、結構繁盛していたのだと思います。

 

エカワ珈琲店で焙煎加工した「美味しいコーヒー豆」に飽きがこなくても、「エカワ珈琲店コーヒー豆物語」には、お客さんは何れ飽いてしまいます。

だから、お客さんに飽かれてしまわない方法を考える必要があります。

それが、販促活動という「儀式」なのだと考えます。

 

自分たちの焙煎加工したコーヒー豆が美味しいから、コーヒー豆が売れるのだと錯覚していたのがエカワ珈琲店です。

錯覚していたのですから、販促活動をすることもなく、店頭販売と配達販売については、販売量を減少させ続けてきたのだと、今は考えています。

 

ということで、販促活動には、それなりの工夫がなければ、全く意味が無くなってしまうのだと、反省を繰り返している今日この頃です。