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珈琲社会学

独断と偏見による、珈琲と食に関するエカワ珈琲店流の考察

80%までなら、90%までなら、でも、90%以上を求めるなら

コーヒー豆を焙煎加工して、お客さんに買ってもらうことが、エカワ珈琲店の主たる仕事です。 その焙煎加工の技術ですが、80%のレベルまでなら、ある程度の経験を積み重ねれば、比較的簡単に到達することができるのだと思います。

ドラフトコーヒーは、生ビールのように泡立つアイスコーヒー

冷水を使って時間を費やして淹れた冷たいコーヒー(cold brew coffee/水出しアイスコーヒー)に、窒素を溶け込まして保存して置くアイスコーヒーをドラフトコーヒーと表現しているのだと思います。 ドラフトコーヒーは、nitro cold brew(窒素入り水出しアイス…

「コーヒーのデフレ経済は終了している」と、郊外都市で商売を営む街の珈琲屋は考えています。

10数年前(2000年代前半)、デフレ経済真っ只中の頃、オフィス(職場)で飲むコーヒー1杯の値段は30円~50円くらいでした。 当時、オフィスで飲むコーヒーは、オフィスコーヒーサービスというビジネスに全面依存していました。

ミネルバ茶房は、小説ソフィアの秋に登場する喫茶店

1968年(昭和43年)に発表された、五木寛之の小説『ソフィアの秋』の舞台となった喫茶店、それが『ミネルバ茶房』です。 エカワ珈琲店の店主は、この小説の冒頭部分、「店もまた人である、・・・ミネルバ茶房は、とりもなおさず、そこの店主であるところ…

少しですがホテル・レストラン・カフェと取引をさせて頂いています。

エカワ珈琲店は零細生業パパママ店ですが、ホテルやレストラン・カフェなどから取引の照会を受けることがあります。 そして、両手の指で数えられるくらいですが、ホテルやレストラン・カフェと取引をさせて頂いています。 マーケティングと生活世界 (MINERVA…

エカワ珈琲店はブラックコーヒーが大好きです。その理由は・・・

ブラックコーヒーとホワイトコーヒーという言葉があります。 淹れたコーヒーにミルクや砂糖などの添加物を添加しないで、そのまま味わうコーヒーをブラックコーヒーと呼んでいます。

街角でコーヒーを飲む文化の移り変わり

1960年代から1980年代にかけては、「街角でコーヒーを飲む文化」=「街角の喫茶店でコーヒーを飲む文化」でした。 1960年代、街角の喫茶店でコーヒーを飲んでいたのは、中小企業の社長さんや商店街の商店経営者など、街の社長さんたちでした。

焙煎コーヒー豆のシェルフライフ(食品寿命)

一般に流通している焙煎したコーヒー豆は、焙煎後、豆のままか、あるいは粉に粉砕して袋詰めして商品棚に並べられます。 商業流通している焙煎したコーヒー豆の場合、気密性の高い包装方法が採用されています。長期間の流通に対応するのに最適な方法として、…

カンピロバクター食中毒

食品が原因で、腹痛・下痢・発熱というように、身体の具合が悪くなることを食中毒と呼んでいます。 最悪の場合、死亡事故が発生することもあります。 食中毒の原因ですが、細菌やウィルスによるもの、毒キノコやふぐの毒(自然毒)によるもの、化学物質による…

窒素入りアイスコーヒー(Nitro Coffee)の作り方

水出しアイスコーヒーに圧力を加えて窒素を無理やり溶け込ませて冷却保存して置き、カップに注ぐと圧力が解除されて溶けていた窒素が溶出して来て、カップに注いだ水出しアイスコーヒーの上部(空気と触れている部分)が細かい泡で覆われるという仕組みの、ビ…

アイスコーヒーを巡る悲喜劇

アイスコーヒーは苦味を堪能する飲み物ではなくて、香りを楽しむ飲み物だとエカワ珈琲店は考えています。 コーヒーの甘味と香りが最大化して、苦味と酸味が最小化した焙煎コーヒー豆を使ってアイスコーヒーを淹れたとき、最も美味しいアイスコーヒーが出来上…

現実を受け入れて、その中で一番儲けられる商売を選択する

2010年~2015年の間に、コーヒー生豆価格が2回乱高下しました。 2010年のコーヒー生豆の高騰とその後の下落、2014年のコーヒー生豆価格の高騰とその後の下落の2回です。 2016年の現在も、エカワ珈琲店の財政事情はそれほど安定してい…

和歌山市の焙煎コーヒー豆家庭需要は拡大しているのだと思います。

2年前(2014年)の3月、イオンモール和歌山に出店したコーヒー豆小売り販売店「カルディーコーヒーファーム」が、今度は和歌山駅ビル(ミオ)に出店したと伝えられています。 和歌山市に初出店してから、僅か2年で2店舗目ですから、和歌山市にも相当な焙…

ブランド力(例えば、スターバックス)のあるコーヒー屋さんを見習うことにします

成熟してしまった市場で大量生産・大量消費向け商品を販売する方法として、マスコミ広告などを駆使して競合相手からマーケットシェアを奪ってしまうという手法があります。 日本では、もう何年も前から、そのマーケティング手法(消費共同体的手法)を駆使した…

新しいコーヒーの波を社会学的に考えると

1990年代、日本にはコーヒー豆自家焙煎店が存在していて、アメリカにはマイクロロースターと呼ばれる規模の小さいなコーヒー豆焙煎屋が存在していました。 当時、日本のコーヒー豆自家焙煎店もアメリカのマイクロロースターも、その勢いに大差が無くて、…

下流老人にならないために、天下のUCCコーヒーと全力で戦っています

この秋(2015年)64歳になったエカワ珈琲店の店主の年金受給額は、現在、年間40万円弱で、65歳になると倍の年間80万円前後になると予想しています。 国民健康保険料、介護保険料、住居の固定資産税、NHKの受信料などの公租公課で30万円くらい必…

早く来い来い、サードウェーブコーヒー現象

日本のコーヒー豆焙煎業界ですが、新陳代謝することもなく、日本の失われた20年と歩調を合わすかのように、停滞低迷しているのだと思っていました。 でも、順調に成長を続けているコーヒー豆の焙煎屋さんも存在しています。 私たちエカワ珈琲店が、停滞・…

和歌山県のコーヒー事情

京都市の人口は約150万人、和歌山県全体の人口は約100万人で、その県庁所在地の和歌山市の人口は30数万人です。

喫茶店数の推移について調べてみました

商業統計の概念で「喫茶店とは何か」というと、「主としてコーヒー、紅茶、清涼飲料、それに簡単な食事を店舗内にて飲食させる事業所」ということになります。 2010年の喫茶店業界、需要の拡散が続いていて、フルサービス型の個人喫茶店は苦戦していて、…

ルワンダポテトディフェクト/Rwandan Potato Defect

悲惨な大量虐殺を経験したルワンダですが、21世紀に入ってからは目覚しい経済成長が続いています。 ルワンダの経済成長の一翼を担っているのがコーヒー産業で、21世紀の最初の10年で、農家の所得が平均して約6倍になったと伝えられています。 ルワン…

アメリカで開発されたコーヒー生豆の価格指標

ニューヨークのコーヒー生豆市場は、投機的な乱高下を繰り返しています。 2015年に入ってからは、キューリングに代表されるポッドコーヒーの需要増加や、コーヒー生豆市場で取引されていないスペシャリティーコーヒー生豆の需要が増加しているという理由…

Single Oligin(シングル・オリジン)て何

もともとシングルオリジン(single origin)は、特定の地理的な起源を持つコーヒーやカカオの品種を説明するための用語なのだそうです。 日本に自家焙煎コーヒー豆小売店が存在するように、アメリカにもマイクロ・ロースターと呼ばれる零細・小・中規模のコー…

コーヒー業界第1の波、第2の波、そして第3の波

アメリカのスーパーマーケットの商品棚には、大手コーヒー豆焙煎企業であるマックスウェルコーヒーハウス、フォルジャーズ、ヒルズブラザーズ、MJBの焙煎コーヒー豆がぎっしりと並べられていると、以前、ネットサーフィンしているときに読んだ記憶があり…

スペシャリティーコーヒーの絶対必要条件、それは「煎りたて、新鮮、香りが良い」コーヒー

コーヒー豆の栽培、収穫、精製、選別の管理体制が整った農園・団体によって生産出荷されるコーヒー生豆を、適切な輸送と保管によって劣化の少ない状態に保持して、適正に焙煎加工して、適正に抽出したコーヒーをスペシャリティーコーヒーと呼んでいるのだそう…

サードウェーブコーヒー現象の始まりを想像してみました

アメリカのある田舎町に、コーヒー豆を自家焙煎している家族経営の喫茶店があります。 コーヒー豆の小売販売と喫茶という営業形態で、それなりの収入を確保できていて、その家族は、中間所得層的な生活をエンジョイしていました。 その家族経営の喫茶店の近…

ホワイトコーヒーとブラックコーヒー

ブラックコーヒーとは、砂糖・牛乳・エバミルク・クリーム・植物性フレッシュ・香料などの添加物を添加しないで飲むコーヒー。 抽出したコーヒーに何も添加しないで飲むコーヒー。 ホワイトコーヒーとは、ミルクを入れて飲むコーヒー。ミルクコーヒー。砂糖…

サードウェーブコーヒー現象、イコール、コーヒー企業のダウンサイジング化、ローカル企業化現象なのかもしれません

アメリカのサードウェーブコーヒー現象のトップグループを走っているのが、ブルーボトルコーヒーです。 巷では、そのブルーボトルコーヒーの日本進出が話題になっています。 2015年2月に東京の清澄白河に、2015年3月には青山に、そして、代官山の…

コーヒー豆の価格について、あれこれと

昨年(2014年)の秋、UCC上島珈琲、キーコーヒーという日本のコーヒー業界最大手企業が、「焙煎コーヒー豆を値上げすると発表」したいうニュースが、テレビや新聞で大々的に報じられていました。 そして、4年前、2011年の春にも、焙煎コーヒー豆が…

経済の繁栄と喫茶店の関係

菊盛英夫さん曰く、「カフェの歴史を振り返ってみるとき、われわれは、時の権力が弱まり衰退した時期にカフェが栄えているのに気付く・・・」。 1980年に出版された中公新書「文学カフェ」に書いてある文章ということですが、私(エカワ珈琲店の店主)は読…

スペシャリティーコーヒー/Specialty coffee

スペシャリティーコーヒーという言葉は、1974年、サンフランシスコでコーヒー会社を経営しているエルナ・クヌッセン(Erna Knutsen)女史が、「ティー&コーヒートレイドジャーナル」の特集記事で使用したのが最初だと、ウィキペディアのSpecialty coffe…

手前珈琲

『手前味噌』という言葉、最近、あまり聞くこともないのですが、昔は、日常会話によく出てきたものです。

ブルーマウンテンブレンド

全日本コーヒー公正取引協議会という団体の取り決めでは、特定産地のコーヒー生豆を30%以上使用していれば、その産地名を冠表示できることになっています。 「ブールーマウンテンブレンド」と表示する場合、ジャマイカ産のコーヒー豆を30%以上使用しな…

エスプレッソと白い泡

全自動のエスプレッソコーヒーマシーンでエカワ珈琲店のコーヒー豆を使用すれば、エスプレッソ用のコーヒー豆を使用する時よりも、泡の発生スピードが速くなったり、白い泡の発生量が多くなったりします。